ドラクエ風RPGファミコンプログラム アセンブラ入門編

  第9回目

⁂今回は、NES初期化のプログラムも1段落したので、アセンブラについて書きます、

  当初、筆者はこのブログは、基礎知識があることが前提にと思っていましたが

  初めてアセンブラに触れる方にも理解できるようにと思い入門編を書きます。

 

  アセンブラ入門編①】

   

   1.レジスタ

     *レジスタはCPU内部にあり、データを加工するために一時的に、記憶さ       せる箱のようなもの。

   2.CPU

     *CPUは、メモリーに書かれたプログラムを実行、メモリーレジスタ

      のデーターの転送、データーの演算などをおこなう。

   3.メモリ

     *メモリは、プログラムを入れたりI/Oポートとしてデバイスの制御を

      おこなう。

 

  (レジスタの種類)


    A 8bit アキュームレータ 汎用演算
    X 8bit インデックスレジスタ アドレッシング、カウンタなど
    Y 8bit インデックスレジスタ アドレッシング、カウンタなど
    S 8bit スタックポインタ スタックの位置を保持
    P 8bit ステータスレジスタ CPUの各種状態を保持
    PC 16bit プログラムカウンタ 実行している位置を保持

  【前回までの補足】

  (疑似命令について)

  ORG: メモリーの開始位置をアセンブラにに指示する。

  BANK: メモリーバンクの指定、NESにはメインメモリとビデオメモリー

       ありそれを切り替える。

  DW:  2バイトの領域を確保する。

 

  (ラベルについて)

   *ラベルは、メモリー番地を指すもので行の先頭からスペースを空けない。

 

 ⁂次回からは、プログラミングの演習と入門編コーナーを併設することにします

  それでは、今回はこのへんで。